韓国映画「ハーモニー 心をつなぐ歌」を観てきたっす。
ポケットティッシュ2枚分の涙を搾り取られ、目元をカサつかせて帰ってきました。笑
公式HPは
コチラ。
「今日は思いっきり泣く!!!」と心に誓った夜はコレをTSUTAYAで借りて帰りましょう。
DVD化されたら要チェックです。
どの世代の人も感情移入できるよう作られているので、若い方も年配の方も楽しめますよーん。
以下ネタバレなので注意!
観客を泣かせる気マンマンの製作陣に涙腺が完敗。
主人公の子ども・ミヌの愛くるしさにも敗北。あのカワイさは一体なんなんだ。可愛いにもほどがある。
いつもいつも韓国映画や韓国ドラマにしてヤラれているワタクシですが、今回も見事に泣かされたぜ!!
合唱団が公演で披露したあの曲、ソプラノがキレイに出てましたねぇ。
発足時は小学校の学芸会以下だった合唱団の面々がちゃんとパートに分かれて歌えるようになるまでの努力といったら凄まじいと思う。
音痴だった主人公でさえパートソロを歌い上げるほど成長したんだよ。
音楽経験者なら誰しもきっと、そこに至るまでの努力を想像できると思います。
つってもフィクションなんですけどね。
ミヌを転ばせてユミから殴りかかられた、あの別グループの番長格もよかったなぁ。
しかし公式HPに名前が出ていないため、残念ながら役者さんの名前も不明。
彼女をはじめ、80年代を髣髴とさせる受刑者たちのヘアスタイルがまたかわいい。
ことあるごとに彼女たちは取っ組み合いのケンカをおっぱじめるので、刑務所が舞台にもかかわらずさながらコメディ映画といった風情。
けれどもそれぞれの受刑者ごとに、家族とのつながり方が異なるという事実が、観ている人間を現実に引き戻してくれます。
冒頭からコミカルな展開が続いていても、全員が何かしら日陰の部分を持っているワケです。
家族が塀の外で待っていてくれる人もいれば、逆に家族から断絶されている人もいるし、自ら家族を突き放す人だっている。
自ら家族を突き放しているユミについて。
彼女が服役した経緯は説明がなされたけれども、母親の面会をずっと拒み続ける理由がワタシには想像できなかったんですよね。
心を閉ざしているというのはありきたり過ぎるんだもの。
なので、もしかしたら母親はユミが置かれていた状況のことを知りつつ、気付かないフリをしていたんではないだろうか、だから母親と面会したくないんではないだろうかと、映画を観ている間ずっと考えを巡らせていたんです。
ところがHPには「心を閉ざしているから」と簡潔にまとめられていて拍子抜け。笑
考えすぎだったのかな。いや、でも、あの母親はあの場面に出くわした時にまず、ユミを責めていたよなぁ…うう~~ん。
そして家族から断絶されている先生について。
どんな理由であれ、それが罪を犯す理由にはなり得ないけれども、彼女の場合は情状酌量の余地がありそうな気がするんですよね。
韓国の法律は埒外だし日本の法律だって同じようなもんですが、もしも日本だったら彼女は無期懲役くらいだろうと思うんですが、いかがでしょう。
んで、その先生が家族と食事をする場面があるんですが、もう30歳前後であろう大の男(娘のダンナor息子?)に「そこは骨が多いかも」という姿がまた泣ける。
子どもが小学生の時に服役することになった先生にとって、年月が経っても子どもはそのくらいの年頃のままの存在なんだろうなぁ。
その愛情を、子どもたちも理解しているから素直に従うんだよね。あー泣ける。。。
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